この記事では、次の悩みを解決できます。
高騰野菜の代わりになる食材が知りたい
安い野菜を選んで家計を守りたい
値下がりが期待できる野菜を知りたい
まずは価格増加率の一覧を見ながら、比較的値上がりが少ない野菜や、これから値下がりが期待できる野菜を紹介します。
主な野菜の価格増加率一覧
こうして見ると、キャベツ(57%)やはくさい(42%)、たまねぎ(39%)などの値上がり幅の大きさが目立ちます。一方、じゃがいも(2%)やもやし(11%)は比較的お手頃なまま買いやすい印象ですね。
カテゴリ | 品目 | 増加率 |
---|---|---|
野菜類 | キャベツ | 57% |
野菜類 | はくさい | 42% |
野菜類 | たまねぎ | 39% |
野菜類 | ブロッコリー | 32% |
野菜類 | レタス | 27% |
野菜類 | ほうれんそう | 23% |
野菜類 | もやし | 11% |
野菜類 | じゃがいも | 2% |
1. 比較的値上がりが少ない野菜
値段の価格増加率でみると、次の2つが比較的安い傾向です。
小松菜やほうれん草も安い方ではあるので、我が家ではそのあたりを主軸に使っています。
◇ じゃがいも
先ほどの表からもわかるように、じゃがいもの価格増加率はたった2%と非常に低い水準です。キャベツのように大きく値上がりしている野菜と比べると、買い求めやすいですよね。
炒め物や煮物、カレーやシチューなど、幅広いレシピで活躍します。さらに保存もしやすいので、まとめ買いしておくと家計の強い味方になります。
◇ もやし
もやしは増加率が11%と、こちらも比較的低め。シャキシャキした食感が魅力で、かさ増しにも役立ちます。炒め物やラーメンのトッピングなど、いろいろな料理に取り入れやすいのがメリット。
特に、葉物野菜が大幅に値上がりしている時期には、もやしを上手に使うことで食卓のボリュームを保てるでしょう。
2. これから安くなりそうな野菜
市場の方と雑談している時、逆にどの野菜がこれから安くなるか考察してみました。
なお、地域によっては変動があるのでご注意ください。
◇ 小松菜・ほうれんそう
上の表では、ほうれんそうが23%の増加率と比較的高めですが、春先に旬を迎え出荷量が増えるため、今後値段が落ち着く可能性があります。小松菜も同様で、時期的に価格が下がりやすい傾向です。
栄養価が高いうえ、スープや炒め物、おひたしなど使い道も豊富。普段から野菜をしっかり摂りたい方は、安くなったタイミングを逃さず取り入れてみましょう。
まとめ
最後のまとめです。
- キャベツ・はくさい・たまねぎなどは増加率が高く、家計への負担大。代わりに、じゃがいも(2%)やもやし(11%)をうまく取り入れてみる。
- ほうれんそう(23%)などの葉物野菜は春先以降に価格が落ち着くことがあるので、値段が下がるタイミングを見逃さない。
- 高騰した野菜が続くと家計にも打撃ですが、農家の方々も生産コスト増加で苦労しています。少しでも手頃な野菜を選び、ムリなくおいしい食卓を作りたいですね。
「なんとなく野菜全般が高い…」という状況になったときこそ、データを見ながら他の選択肢を探してみましょう。上手に代わりの野菜を活用して、日々の食卓を豊かにしていきたいですね。