寒くなる前の根の活着が成功の秘訣です。
近年、値段が高くなる時期もあるので家計にもありがたい存在です。
栽培時期
9月〜6月
栽培方法
ホームセンターで苗を買います。
極早生、早生系の品種がオススメです。
因みに写真は、紫玉ねぎの苗です。
植え方は同じなのでご容赦ください。

霜が出る前(10月〜11月頃)に必ず植付けます。
このタイミングが大切です。
理由は根をしっかりと活着させることで、冬を超え、春に勢いよく生育してくれるからです。
ポットから外して2本ずつに分けて植付けます。


深さは少し白い部分が埋まる程度です。


ポットの場合3点に分けて植付けます。


肥大してきたら、1本になるように間引きします。
最初は同じ箇所から、出ていても霜対策や、株同士の競り合いで、良い意味でギュウギュウにしても大丈夫ですが、ここからはさらに大きくなるので、抜きます。
人によってタイミングは違うので、時期はあくまで参考です。
農家の場合は、先に1本で植えることが多いです。


2月になると肥大が始まるので追肥をします。
小さじ1/2くらいです。
「パラパラ」と固まらないようにまきます。
3月4月の追肥は、首の締まりが悪くなるので、少し早めに実施します。
葉っぱの約8割が枯れてきたら収穫の合図です。
小さい株を少しずつ収穫するのも家庭菜園の醍醐味かもしれません。
採れたての新玉ねぎは最高です。

玉ねぎの葉を切ると新しい葉が出てきて、栄養が使われてしまうことがあります。
葉は切らないで収穫します。
風通しの良い場所に吊るしておくと茶色くなったスーパー等で見かけるタマネギになります。
タマネギとは?
- 学名(Allium cepa L.)
- ユリ科
- 長日植物
- 発芽適温15℃〜20℃(25℃以上で低下)
- 生育適温15℃〜25℃(30℃以上で低下)
3月以降の生育期、「葉が細い」「肥大しない」の症状がある場合、リン酸肥料が不足している可能性があります。
市販の土を購入し、植付けている場合は特に症状は無いと思いますが、土を使い回していると症状が出る事があります。