スイカの葉が黄色くなる原因はウイルス?退緑病の原因と対策法を解説!

スイカの葉っぱに黄色い変な模様ができて、枯れてしまった。そんな経験ないでしょうか?

これはスイカ退緑病といいます。

この記事では、私が実践した対策を原因と共に記します。

原因

スイカ退緑病は、主にタバココナジラミによって媒介されるウイルスが原因で発生します。このウイルスはスイカの葉に影響を与え、正常な光合成が行えなくなるため、スイカの生育が阻害されてしまいます。

症状

スイカ退緑病にかかると、次の症状が見られます。

  • 葉の黄変:スイカの葉が黄色く変色します。
  • 部分的な退色:葉の一部が退色し、正常な緑色を失います。
  • しおれ:葉の先端や縁がしおれ、健康な生育が妨げられます。
  • 生育不良:病気が進行すると、スイカの生育が著しく悪化し、最終的に実が十分に育たないことがあります。

対策方法

このウイルスの主な媒介者であるタバココナジラミに対する防除が必要です。効果的な方法として、農薬を使用してタバココナジラミを防除することが推奨されます。

私の実践した対策は農薬散布で、参考までに使用農薬の参考を記します。

対策農薬

以下の表は、私が参考にした農薬とその希釈倍率、使用可能回数の概要です。必ず散布前に希釈倍率と使用回数等を確認してください。

農薬名希釈倍率使用可能回数使用時期
ヨーバルフロアブル2500倍最大3回収穫前日まで
モスピラン顆粒水溶剤2000倍最大3回収穫3日前まで
アグリメック1000倍最大3回収穫前日に1回使用可能

まとめ

スイカ退緑病は、タバココナジラミが媒介するウイルスが原因で発生し、葉の黄変やしおれといった症状が現れます。早期に農薬を使用して適切な対策を取ることが重要です。使用する農薬は、希釈倍率や使用回数を守りながら、収穫時期に合わせて散布するようにしましょう。これにより、スイカの健全な生育を保ち、収穫量を確保することが可能です。