【プランター】空芯菜(エンサイ)の育て方

この記事では、次の疑問が解決できます。

  • 空芯菜ってどんな野菜?
  • プランターでも育てられるの?
  • 種まきから収穫まで、何をすればいいの?

夏野菜の中でも特に初心者向けで、栽培が簡単・害虫に強く・長期間収穫できるのが魅力です。

東南アジア料理などでよく使われる空芯菜炒め(ガーリック炒め)は、ご自宅でも簡単に再現できます。

実際、私も毎年育てていますが、一度育て始めたらやめられないほど便利で美味しい野菜です。

この記事では、空芯菜の栽培スケジュールを月別に解説しながら、育て方のコツや注意点も詳しく紹介します。

栽培スケジュール(4月〜11月)

月  作業内容             
4月 資材準備/種購入/種まき/発芽確認 
6月 摘心(成長の促進)        
6月〜11月若芽の収穫を随時/追肥で再生力UP

栽培方法

栽培方法を月毎に整理します。

4月 資材準備・種まき・発芽確認

まずは、次の資材をそろえましょう。

  • 深さ15cm以上のプランター
  • 野菜用培養土(肥料入りでもOK)

空芯菜は比較的水分を好む植物です。プランターの底穴がしっかり空いていることを確認しましょう。

苗を購入する前に、栽培する上で必要最低限の資材を
次のリンクに整理しましたので、参考までにご覧ください。

種を購入

種を購入

ホームセンターやネットで購入の方がオススメ。

商品名は「空芯菜」よりも「エンサイ」と記載されている場合が多いです。

種まき方法

発芽適温は20〜25℃。4月下旬以降の暖かい日が続く頃が種まきに最適です。

  • ポットまたはプランターに深さ1cmほどの穴を3か所作る
  • 各穴に3粒ずつ種をまく
  • 土をかぶせ、たっぷり水やりして完了

発芽確認

約10日後、元気な芽が出てきます。

日当たりのよい場所で管理し、水切れしないよう注意してください。

成長が早いので、すぐに「夏野菜らしい」たくましい姿に育ってきます。

6月 摘心で数を増やす

高さが15cmを超えたら、先端を切り取る「摘心(てきしん)」を行います。

これにより、わき芽が複数出てきて、横にも広がるように成長します。

摘心をすることで、葉も柔らかくなり、収穫量が格段にアップします。

初めての方もぜひトライしてみてください!

Before
After

7月 収穫と追肥

空芯菜の醍醐味は、1株で何度も収穫できること。

収穫のタイミング

短くて細い方が美味しいのでオススメです。

  • 若い芽が15cm程度に伸びたら収穫OK
  • 「少し早いかな?」くらいの若芽が一番柔らかく美味しい。
  • ハサミで切ると、その下からまた新しい芽が伸びてきます。
大きさの目安

追肥のコツ

収穫後は株元にパラパラと追肥(粒状肥料)が一番楽で忘れません。

これを繰り返せば、長く収穫可能です。

注意点は2つです。

  • 市販の培養度は栄養が入っているので、生育旺盛だったら追肥不要
  • 沢山あげると肥料過多で生育が悪くなるので注意

空芯菜(エンサイ)とは?基本情報

空芯菜は「茎の中心が空洞」であることからその名がつきました。

アジアでは非常にポピュラーな野菜で、炒め物、スープ、おひたしなど幅広く使われます。

項目内容
学名Ipomoea aquatica
科名ヒルガオ科
発芽適温20〜25℃
生育適温20〜30℃
栽培難易度★☆☆☆☆(とても簡単)

空芯菜とエンサイは同じ?

私も悩んだことありまさが、同じ植物です。

なので、種や苗を購入する際は、名前が違っていても中身は同じと考えてOKです。

よくある質問(FAQ)

Q. ベランダでも育てられる?

→ はい。日当たりが良ければ、ベランダでも元気に育ちます。

Q. 病害虫の心配は?

→ 空芯菜は害虫が少なく、農薬なしでも育てられるのが魅力です。

Q. 種から育てるのと苗から始めるの、どっちがいい?

→ 種からでも簡単ですが、苗があれば初心者にはより安心です。

まとめ|夏は空芯菜を育てよう!

空芯菜(エンサイ)は、暑さに強く、農薬不要で簡単に育つ夏の定番野菜です。

一度収穫すれば、何度もわき芽が伸びてきて、長期間楽しめます。

「ちょっと育ててみようかな」と思った方は、ぜひ今年の夏、プランター栽培でチャレンジしてみてください。

炒めてもシャキシャキ!ごま油やニンニクとの相性も抜群で、夏には最適の食欲増進料理になります。