この記事では、次の疑問が解決できます。
- 青しそ(大葉)ってプランターでも育てられる?
- 栽培中に気をつけることは?
- 収穫後の保存方法は?
青しそ(大葉)は、香りが豊かで料理のアクセントに最適な夏野菜です。
虫に強く育てやすいため、家庭菜園初心者にもとてもおすすめです。
私自身も毎年育てていますが、朝の収穫で採れたてのしそを使うと香りも味も格別。
この記事では、青しその栽培スケジュールを月ごとに整理しながら、育て方のポイントや保存方法も解説します。
栽培スケジュール(4月〜10月)
簡単にスケジュールを整理します。
月 | 作業内容 |
---|---|
4月〜5月 | 播種・苗の購入・植え付け |
6月 | 摘心(わき芽の促進) |
6月〜10月 | 収穫を随時/追肥で再生力UP |
栽培方法
栽培方法を月ごとに整理します。
4月〜5月 資材準備・苗購入・植え付け
資材準備
まずは次の資材を準備しましょう。
- 深さ15cm以上のプランター
- 野菜用培養土
しそは乾燥に弱いため、水はけと保水性のバランスが良い土がベストです。
次のリンクに整理しましたので、参考までにご覧ください。
苗を購入
ホームセンターや園芸店で「青しそ」または「大葉」と表記された苗を購入します。
種からでも育てられますが、初心者には苗からスタートする方が安心です。

植え付け方法
植え付け直後は水切れしやすい時期なので要注意。
毎日朝に確認しましょう。
失敗する人の多くがこの時期の水不足です。
- プランターの底に鉢底石を敷く
- 培養土を8分目まで入れる
- 苗をポットごと仮置きし、根鉢の高さを調整
- 周囲に土を詰め、しっかり水やりして完了

生育確認
根も活着し、一回り大きくなりました。

6月 摘心で収穫量を増やす
高さ20cm程度に育ったら、「摘心(てきしん)」を行います。
これは、先端の成長点を摘み取り、わき芽の成長を促す作業です。
摘心の効果は次のとおりです。
効果 | 内容 |
---|---|
わき芽の成長促進 | 側枝が活発に伸び、株が横に広がります |
収穫量の増加 | 葉の数が増えて、長期間たっぷり収穫できます |
株のバランス向上 | 茂った形に育ち、見た目もボリューム感が出ます |
摘心の方法は、新芽(頂芽)を指でつまみ軽く摘むだけでOK。
特別な道具は不要です。


6月〜10月 収穫と追肥
早速の収穫です!
写真は水不足で少し元気なくなってますね。ご容赦ください。

収穫のタイミング
こまめに収穫することで、さらに新しい葉がどんどん出てきます。
- 葉が5cm程度に育ったら収穫OK
- 小さい葉の方が柔らかくて生食におすすめ
- 外側の葉から順に取り、中心部の成長点は残す
追肥のコツ
収穫と同時に追肥をすると忘れなくて安心。
- 収穫後、株元にパラパラと粒状肥料をまく
- 市販の培養土を使っている場合、生育が良ければ無理に追肥しなくてもOK
- 肥料をやりすぎると葉が固くなるので注意しましょう
青しそ(大葉)とは?基本情報
青しそは、日本料理でも有名な香味野菜ですね。
項目 | 内容 |
---|---|
学名 | Perilla frutescens var. crispa |
科名 | シソ科(Lamiaceae) |
発芽適温 | 15〜20℃ |
生育適温 | 20〜25℃ |
栽培難易度 | ★☆☆☆☆(初心者におすすめ) |
よくある質問(FAQ)
簡単に整理してみます。
Q. 日当たりはどれくらい必要?
→ 半日以上日が当たる場所が理想です。
Q. 室内でも育てられる?
→ 可能ですが、日照不足で徒長(ひょろひょろに伸びる)するので窓際など明るい場所がいいです。
Q. 虫はつかないの?
→ 比較的虫に強いですが、アブラムシがつくことがあります。見つけたら水で洗い流すか、手で取り除きましょう。
まとめ|香り高い青しそを家庭で楽しもう!
青しそ(大葉)は、プランターでも簡単に育てられ、料理の幅をぐっと広げてくれる野菜です。
摘心や水やりのコツを覚えておけば、長期間にわたり安定して収穫が可能です。
ぜひこの夏は、自家製の青しそで香り豊かな食卓を楽しんでみてください!