冬は、霜による凍結を防ぐために水分を放出し、糖分が凝縮されるので、特に甘いです。
さらに、ビタミンCも夏の約3倍含まれています。
この記事では、ホウレンソウの栽培方法や注意点について詳しく解説します。
栽培時期
10月~2月で「秋まき」と言われる栽培時期です。
栽培方法
ホームセンター等で種を買います。
種が古いと、発芽率が下がるので種苗店の方が、オススメです。
種まき前日、種を水に浸して、冷蔵庫に入れます。
種皮が硬く吸水しにくいので、このひと手間を加えることで発芽率がグンと上がります。
多くの失敗原因は、この作業を省いて直接まいてしまうことがあげられます。
深さ約1cmで種をまきます。
土を被せて、水をかけます。
水をかけた後に、土が流れて種が見えてしまったら、必ず直します。
この2週間に土を乾燥させてしまうと、発芽率が低くなります。
たっぷりの水を上げてください。
重なっているホウレンソウを抜きとります。
生育の速度に影響してくるので思い切って抜きます。
約4cm間隔で抜き取ります。指3本が目安とも言われます。
残りは、霜にあてて越冬させます。
収穫目安は2月です。
越冬させたホウレンソウです。追肥を全くしない場合これくらいの大きさです。
地を這う(ロゼッタ状)ことで寒さをしのいでいます。
大きいものから収穫します。
バター炒めなど、絶品です。
ホウレンソウとは?
- 学名(Spinacia oleracea L.)
- ヒユ科
- 長日植物
- 発芽適温15℃〜20℃(25℃以上で低下)
- 生育適温15℃〜20℃(25℃以上で低下)
- 品種(東洋種(日本)・西洋種・交雑種)
春まきってなに?と思ったことがあったので整理してみました。
結論としては、播種と収穫時期が季節ごとに異なるため呼称が違います。
以下の表は、各種まきの播種時期と収穫時期をまとめたものです。
播種時期 | 収穫時期 | 種まきの種類 |
---|---|---|
2月〜5月 | 4月〜7月 | 春まき |
6月〜9月 | 8月〜11月 | 夏まき |
10月〜翌年3月 | 12月〜翌年5月 | 秋まき |