この記事では次のことがわかります。
- スーパーで良い塩を見分ける3つのポイント
- 実際に使われている製法や原材料の意味
- 買う前にチェックしたい栄養成分表示の見方
先日「砂糖の記事、すごく参考になりました!」という嬉しい声と一緒に、「塩についてもぜひ書いてほしい」というリクエストをいただきました。
実は、塩もかなり奥が深い。
毎日使うからこそ、知識が大きな差につながります。
私も昔に、一度勉強しました。
ポイントはたったの3つです。
① 原材料名を見る
まずは、パッケージ裏の「原材料名」をチェック!
◎良い塩=「海水」と書いてあるもの
×避けたい塩=「〇〇塩」「再製加工塩」「精製塩」
原材料が「海水」だと自然由来のミネラルが豊富。
一方、「〇〇塩」などは人工的に加工され、ミネラルがほとんど除去されています。
② 製法(工程)を見る
。次にチェックしたいのが「工程」や「製法」
◎良い塩=「天日」「平釜」などの昔ながらの製法
×避けたい塩=「イオン膜」「立釜」「溶解」
「天日」「平釜」はゆっくり結晶化。
ミネラルが豊富で、味にも深みがあります。
一方で、イオン膜などの工業製法では塩化ナトリウム(NaCl)だけが残りがち。
③ 栄養成分表示を見る
最後に、「栄養成分表示」の中の「食塩相当量」です。
◎良い塩=95g未満/100gあたり
×避けたい塩=95g以上
ミネラルが多い塩は、その分、塩化ナトリウムの割合が減るため「食塩相当量」は少なくなります。
まとめ
1目でわかる一覧表を作成してみました。
チェック項目 | ◎良い塩 | ×避けたい塩 |
---|---|---|
原材料名 | 海水 | 〇〇塩/再製加工塩など |
製法(工程) | 天日/平釜 | イオン膜/立釜/溶解 |
食塩相当量(100gあたり) | 95g未満 | 95g以上 |
最後にひとこと
塩は「どれを選んでも一緒」ではありません。
体に入るものだからこそ、ちょっとの意識が健康にも味にもつながります。
もしご家庭にある塩があれば、ぜひ裏面をチェックしてみてください!
ご要望があれば「油」や「酢」など、日常の調味料シリーズを続けていく予定です。
「この食品も知りたい!」というリクエストも大歓迎です!