この記事では、次のような疑問が解決できます。
- 553 (以下:ゴーゴーサン)はいつ使うのがベスト?
- 土づくりってどこまでやればいいの?
- 雑草は防ぎたいけど作物に薬害が出たら困る…
最近、使い方の相談を受けたので簡単に整理してみます。
30年以上も前からある、土壌農薬ですね。
1. 散布時期 〜タイミングがすべてを決める〜
ゴーゴーサンの効果を最大限に発揮させるには、雑草が出る前に使うのがポイントです。
ベストなタイミング
ポイントは3つです!
- は種・定植直後(雑草がまだ出ていない)
- 雑草が発芽したかどうか、見えない時期
- 雨の直前・直後は避ける
実は私も、初めて使ったときに雑草がチラホラ見え始めてから散布してしまい、
思ったほどの効果が出ませんでした…。
ゴーゴーサンはあくまで「予防型」。「出てからでは効果あんまない」と痛感しました。
耕起して整地した後が効果的です。
2. 散布前の準備 〜これで失敗しない〜
ゴーゴーサンは、土壌表面1〜2cmに薬効を持つ「処理層」をつくります。
この層をしっかり形成するには、事前の土づくりがカギです。
- 砕土・整地を丁寧に
→ 土を細かくすると、薬剤が均一に広がります。 - 水分チェック
→ 土を軽く握って塊ができ、すぐ崩れる状態が理想。
ゴロゴロしたままの畑に散布すると、土塊の下から雑草が出てくることも。
ちょっと面倒でも、ひと手間かけて整地するだけで結果が全然違います。
3. よくある質問と注意点(Q&A)
私も同じ疑問を抱いたので整理します。
質問 | 回答 |
---|---|
1年生雑草に効く? | ノビエ、メヒシバ、スベリヒユ、ハコベなどの一年生雑草に効果的。 しかし、多年生雑草には効果が低い。 |
使用後に雨は? | 激しい雨が降ると薬剤が流され、効果が低下します(王道の回答)。 使用前に天気予報をチェックし、安定した天候の日を選ぶのがベスト。 |
作物に薬害が出ないようにするには? | セル成型苗(例:レタス・キャベツ)には使用しない。 畦間散布時は飛散防止カバーやトンネル使用。 直播たまねぎはは種深度を2cm以上にし、農薬の効果がでないように。 |