青しそ栽培(プランター)

青しそ(大葉)は、虫に強く、成功率が高い野菜です。

お店で見かけることも多いですが、自宅で簡単に育てられます。

新鮮な青しそは香りが強く、絶品です。

この記事では、青しその栽培方法や注意点について詳しく解説します。

栽培時期

5月〜10月

栽培方法

資材準備(5月)

苗を購入する前に、栽培する上で必要最低限の資材を準備します。
次のリンクに整理しましたので、参考までにご覧ください。

苗を購入(5月)

ホームセンター等で苗を買います。

植付け(5月)

今回は赤土を7割、培養土を3割で植付けました。

生育確認(6月)

根も活着し、一回り大きくなりました。

ひと段落です。

摘芯(6月)

先端の目を落として、わき芽を増やします。

青しその成長を促進するために、摘心(てきしん)を行います。

摘心とは、植物の成長点(頂芽)を摘み取ることです。

摘心の効果

以下のような効果があります。

  • わき芽の成長促進:成長点を失った植物は、側芽(わき芽)を活発に伸ばし始めます。
  • 茂った形に成長:わき芽が増えることで、全体的に茂った形になります。
  • 収穫量の増加:新鮮な若葉を多く収穫できるようになります。

摘心の手順

  • 時期:高さ約20㎝の時又は、本葉が5〜6枚程度出た頃。
  • 方法:主茎の上部にある新芽を手で摘み取る(写真オレンジ色枠部分)。
Before
After

収穫(随時)

大葉の葉が10〜15cmほどに成長したら、収穫のタイミングです。

収穫のポイント

  1. 朝の収穫:大葉は朝のうちに収穫するのがベストです。この時間帯は葉に水分が多く、鮮度が高い状態を保てます。
  2. 外側の葉から収穫:外側の大きな葉から順に収穫し、中心部分の新しい芽や葉を残すようにします。これにより、次の葉が順調に成長します。
  3. 頻繁な収穫:大葉は収穫を繰り返すことで、さらに新しい葉が育ちます。頻繁に収穫することで、長期間にわたり新鮮な大葉を楽しむことができます。

収穫後の管理

  • 保存:収穫した大葉は乾燥しやすいので、湿らせたペーパータオルで包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存すると良いでしょう。これで数日間は鮮度を保つことができます。
  • 冷凍保存:長期保存したい場合は、洗って水気をよく拭き取り、ラップで包んで冷凍します。冷凍した大葉はそのまま料理に使うことができます。

青しそ(大葉)とは?

主要項目

  • 学名: Perilla frutescens var. crispa
  • 科名: シソ科 (Lamiaceae)
  • 発芽適温: 15℃〜20℃
  • 生育適温: 20℃〜25℃