この記事では次のことがわかります!
- 青しそ(大葉)ってプランター栽培できる?
- 失敗しないための手順は?
- 収穫後の保存方法は?
青しそ(大葉)は、虫に強く、成功率が高い野菜です。
お店で見かけることも多いですが、自宅で簡単に育てられます。
新鮮な青しそは香りが強く、絶品です。
栽培時期
簡単に時期を表にしてみます。オススメは4月5月です。
地域\月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
温暖地 | ●───● | ●───● | ██ | ████ | █████ | █ | ||
一般地 | ●───● | ●───● | ██ | █████ | █████ | ███ | ██ | |
寒冷地 | ●───● | ████ | █████ | ███ | █ |
- ●───●:播種期間(種まき)
- ██:収穫期間(長さ=収穫可能な長さ)
栽培方法
苗を購入(5月)
ホームセンター等で苗を買います。
私は種から育てますが、慣れるまでは苗からがオススメです。

植付け(5月)
今回は赤土を7割、培養土を3割で植付けました。
この時期の水やりが大切です。
失敗する人の多くがこの時期の水不足です。

生育確認(6月)
根も活着し、一回り大きくなりました。

摘芯(6月)
先端の目を落として、わき芽を増やします。
青しその成長を促進するために、摘心(てきしん)を行います。
摘心とは、植物の成長点(頂芽)を摘み取ることです。
次の通り整理してみます。
- わき芽の成長促進:成長点を失った植物は、側芽(わき芽)を活発に伸ばし始めます。
- 茂った形に成長:わき芽が増えることで、全体的に茂った形になります。
- 収穫量の増加:新鮮な若葉を多く収穫できるようになります。
次の通り整理してみます。
- 時期:高さ約20㎝の時又は、本葉が5〜6枚程度出た頃。
- 方法:主茎の上部にある新芽を手で摘み取る(写真オレンジ色枠部分)。


収穫(随時)
大葉の葉が10〜15cmほどに成長したら、収穫のタイミングです。
次の写真は、日光が続いて、葉が疲れてますね。しっかり水やりをしましょう。

ポイントは3つです!
- 朝の収穫:大葉は朝のうちに収穫するのがベストです。この時間帯は葉に水分が多く、鮮度が高い状態を保てます。
- 外側の葉から収穫:外側の大きな葉から順に収穫し、中心部分の新しい芽や葉を残すようにします。これにより、次の葉が順調に成長します。
- 頻繁な収穫:大葉は収穫を繰り返すことで、さらに新しい葉が育ちます。頻繁に収穫することで、長期間にわたり新鮮な大葉を楽しむことができます。
大量に収穫できるので、この方法がオススメです。
- 保存:収穫した大葉は乾燥しやすいので、湿らせたペーパータオルで包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存すると良いでしょう。これで数日間は鮮度を保つことができます。
- 冷凍保存:長期保存したい場合は、洗って水気をよく拭き取り、ラップで包んで冷凍します。冷凍した大葉はそのまま料理に使うことができます。
青しそ(大葉)とは?
次のとおり整理します。
項目 | 内容 |
---|---|
学名 | Perilla frutescens var. crispa |
科名 | シソ科 (Lamiaceae) |
発芽適温 | 15℃〜20℃ |
生育適温 | 20℃〜25℃ |