オクラは成長が早く、比較的手間がかからないため、初心者でも育てやすいのが魅力です。
自宅の庭やベランダで、緑鮮やかなオクラの実が次々と収穫できる喜びは、一度味わったらやみつきになるでしょう。
この記事では、その喜びを得るためのオクラ栽培の方法や注意点について詳しく解説します。
栽培時期
5月~10月
栽培方法
ホームセンター等で苗を買います。
買ってきた苗をポットから外し、植付けます。
植えた後はたっぷりと水をあげてください。
写真は赤土多めの培養土で水をあげすぎたので、ドロドロになってしまいました。
気温が20度を下回る場合は加温します。簡単な方法は以下の2つです。
- 苗の四隅に支柱を立てて、肥料袋を被せる。
- 2Lペットボトルを半分に切って被せる。
温度を確保できるほか、防風対策にもなります。
プランターの場合は、後者のペットボトルを使う方法が簡単です。
約10日間、そのままにしておきます。
ペットボトルを外して10日間後、しっかりと成長してきました。
約15㎝の高さになったら、1本の支柱を真っ直ぐ立てて誘引します。
誘引は長期作業になるので、誘引バサミなどを買っておくと楽です。
オクラの花は一日花であり、朝開いて夕方には閉じることが多いです。
花が咲いた後、すぐに実が付き始め、5〜10日ほどで収穫できるサイズに成長します。
実ったのを確認したら、実った節の2つ下の葉を切除します。
切除することで、養分が次の葉や果実に回すことが目的です。
私の場合、枯れるまで切除しないで、光合成をさせ、少しでも養分を作らせる栽培方法をしていましたが、教科書通りだと、この方法です。
開花後約5〜10日で収穫可能なサイズ(約5〜10cm)になります。
それ以上になると硬くなり、食感が悪くなるため、適度なサイズで収穫するようにします。
最適な収穫時期を逃さないようにするため、頻繁にチェックすることが重要です。
- 保存:収穫したオクラは、新鮮なうちに食べるのが一番ですが、冷蔵庫で保存する場合は、湿らせたペーパータオルに包み、ビニール袋に入れて保存すると良いでしょう。こうすることで、鮮度を保つことができます。
- 調理法:オクラは茹でたり、炒めたり、煮物やサラダに使ったりと、さまざまな料理に利用できます。また、生のままサラダに加えるのもおすすめです。
オクラとは?
- 学名 (Abelmoschus esculentus)
- アオイ科
- 発芽適温 20℃〜25℃
- 生育適温 20℃〜30℃